連日梅雨明けお思わせる天気ですが、皆さんいかがお過ごしでしょうか?
今日なんかも快晴でカラッとしてて高原のような天気ですね。
さて、昨日は
SoRAさんのところで第2回abehari塾を開催しました。こちらは東洋医学の理論をバックボーンにより日常に即した内容と実技を中心として開催しています。
今日の主なお題は「季節の養生法」です。
養生法とは健康に過ごすためのちょっとした知恵みたいなものですが、季節によって過ごし方が変わります。
意外とこの辺が気付かないところで・・・
現代人は1年間同じようにすごそうとしがちです。そこにさまざまな問題が出てくるわけです。
人間は自然の中で生まれたものですから、自然の運行に即した生活をすることが健康に過ごすための秘訣になります。
人間も他の動物同様に春暖かくなると活動を開始し、夏しっかり動いて体力をつけ、秋は冬に備えて十分に食べ、冬は冬眠する。といった自然界のサイクルになるわけです。
ですから、夏場は存分に身体を動かし十分に汗をかき、旬の食べ物をしっかり食べ体力をつけなくてはなりません。
実際はどうかというと、一日中冷房の中で過ごし、ほとんど汗をかくことも無く、身体もほとんど動かさず、食べ物といえば冷たい飲み物を暴飲します。
汗をかかない+冷たいものばかり飲む=新陳代謝の低下・消化器官の機能低下です。
新陳代謝の低下は身体のだるさとむくみを起こし、消化器官の機能低下は身体のエネルギー不足を生み結果的に免疫力が落ちて夏風邪を引きやすくなると、いうわけです。
このように季節ごとに特徴的な体の不調は、理にかなった結果でありいかに自然の摂理に反した生活をしているかということになります。
じゃあ、夏場はどのようにすればいいかというとそれはズバリ
「早寝早起き」です。
これにはちゃんと科学的根拠があります。
栄養の摂取はほとんどが胃と小腸で行われてると、いうことは皆さんもよく知っていると思います。大腸はおもに水分の摂取と便の溜まるところとされていますが、今回はこの大腸に注目します。
大腸は腸内細菌によって消化しきれなかった炭水化物などを醗酵させることによって栄養素を吸収します。日本語では酒やしょうゆなどを醗酵・熟成させるとき「寝かせる」という言葉を使います。大腸も一緒で身体を横たえていないと十分に醗酵させることができません。
そこで、「早寝早起き」。
早い時間から身体を横たえて夏バテで弱った胃や小腸を休め十分に大腸で醗酵させ、胃と小腸で吸収しきれなかった栄養を摂取すればその分体力も回復するというわけです。昔の人は感覚的に解っていたんでしょうね。
まぁ、こんな話をした後に実技に入りました。実技の方は前回お灸の練習をしたので、実際にお灸によってからだがどのように変化するのか体験していただきました。
内容は2人一組になってもらってから、お互い脈【中庸の脈】を取り合い、その人の脈の強さや速さなどを見てもらってから、その状態に合ったツボにお灸をしてもらいました。
今回は脈の弱い人には大淵というツボを、脈の強い人には陽池というつぼを使ってもらいましたが、見なさん一様に変化があったので驚いていました。
そんな感じで講習が終わった後は恒例の珈琲ブレイクです。
今日はその場でアイスコーヒーを作りました。手作りのお菓子とアイスコーヒー・・・最高ですね^^至福のときはあっという間でした。
今回もナカナカの盛り上がりで、よかったです。こうやって少しずつでも漢方が広まってくれればいいですね^^
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