
今日は、「はり」の話しをしたいと思います。
「はり」といっても、「針」ではなくて「鍼」のほうです。こっちの鍼は治療で使うほうの「はり」です。
「はり」と言うとまず第一に思い浮かぶことは、「痛い」ということですよね。はり→刺す→痛いとなるからです。私も今まで、刺されていい思いはないです。(蜂と蚊ぐらいにしか刺されたことないですが・・・)
ただ、我々はり師は「はり」で刺すことを刺入(しにゅう)と言います。「刺す」というよりも「入れていく」と言うほうがイメージとしては近いと思います。
実際、しっかりツボに刺入すればスルスルと入っていく感じを受けます。
使用するはりも太さ0.14㎜程度のものなので、刺さったかどうか分からない人がほとんどです。(注:場所によっては刺入感を強く感じるところもあります。)
結局、「はり」とは何なのかと言うと、「ツボ」を刺激する道具の一つであって「はり」じゃなきゃ駄目というものでもないです。要はクライアントが喜んでいただければそれに越したことはないですから、お灸でも指でも電気でも構わんということです。
しかしながら、3世紀の後半には中国に「はり」に関する医学書が作られています。そのころから現在まで形を変えながらも存在するということはとても神秘的なことではないでしょうか。