今日のお仕事の時間です。
8:00~12:30 暇・・・・ガ━━━━━━∑(゚д゚lll)━━━━━━ン
12:30 60代女性、酸素カプセル。本日、4回目のカプセル。
血液検査で肝機能の数値が劇的に変化。
Drもビックリだったそうです。
1.3気圧に挑戦するが、耳抜きが思うように行かなくて断念。
1.2気圧で40分ご利用です。
13:45 午前の部終了
16:00 30代女性、不妊治療。本日3回目です。
「不妊治療」と聞くととっても大変な治療のように聞こえますが
(ご本人にとってはとっても重大なことであります。。。ハイ)
東洋医学にとっては他の怪我や病気と同じように治療します。
本来、妊娠と言うのは人類が授かった自然な能力であり子孫を残すために
大切なことです。
子宮に異常や奇形がない場合には、本来持っているその人の能力を
引き出してあげればよいと、言うことになります。
具体的には妊娠しやすい身体にすることが目標であります。
そのためには子宮付近の下腹部を柔らかくなおかつ温かくする必要があります。
そのほかに、お腹の血行を悪くする「冷え症」や「肩こり」・「腰痛」・「ストレス」
などの改善を図ります。
大まかに書きましたがこんな感じです。
今や、鍼灸治療の不妊症に対する有効性がかなり見直されています。
アメリカではこんな記事も紹介されました。
ちなみに逆子の治療も効果的で、フランシスコ・カルディニというイタリア人による1998年の研究報告があります。
研究では、妊娠33週にて逆子と診断された初産婦260名を「ランダム化比較試験」という方法で2つのグループにわけました。
1つは、足の「至陰」というツボにお灸の治療をした130名。もう1つは、お灸をしない自然な130名です。
その結果、35週目の検査では矯正率は下のとおりでした。
グループ 矯正率
お灸グループ 75.4%(98/130例)
自然グループ 47.7%(62/130例)
この研究データからは、お灸は逆子に有効であることがわかります。
(注意)カルディニが使ったお灸は棒灸。もぐさを棒状の形にし、ツボをあぶって温めます。
(参考文献)
笹岡和子、矢野忠、小柴寿弥:東洋医学でみる骨盤位 「医道の日本」誌 2000.11
形井秀一:逆子 「毎日ライフ」誌 2001.1
で、もうちょっとお仕事は続きます。
17:30 30代男性、柔術家。膝と小指の治療です。
だいぶ改善傾向ではありますが、最初治療したころの劇的な変化は見られず
ジワジワとよくなってる感じです。
ただ、本人としては少しアセリがあるようです。1歩1歩階段を上りましょう^^
18:30 20代女性、腰痛。年明けにも治療をしたが、最近背中のつまり感がヒドイ。
アトピー性皮膚炎もあり、今回は非常に皮膚が乾燥状態。
あと、肝臓の場所にあたる背中の部分にかなり強いコリ。。。
話を聞くと上半身が火照って、下半身が冷えるとのこと。
これは漢方でいう”肝陽上亢”と言う病証です。
そんでもって、皮膚と肺は密接な関係があって皮膚機能が低下すると
肺機能も低下します。それは皮膚も呼吸するからです。
皮膚呼吸が衰えた分、いつも異常に肺に負担がかかります。
肺機能が低下すると全身にエネルギー(ここでは「気」ですね。)
をめぐらせられなくなるので、全身の新陳代謝が低下します。
と言う風にさまざまなことが関連付けられてきます。
なので、症状を見るときには全体を見る目が必要になるわけです。
今回のポイントは肝の熱を発散し肝と腎の陰気を補う治療です。
「なんのこっちゃ?」という感じですが、漢方でいうとこんな感じになるわけで・・・
また他の機会に詳しく説明します。、
18:45 30代男性。少林寺拳法の修行中に腰を痛める。
鍼と電気治療で改善。
20:30 先ほどの女性患者が治療終了。
21:00 珈琲飲みながら、雑談。そんでもって今日のお仕事は終了です。
今日のポイント
「木を見て、森を見ず!!」1歩下がって物事を見ると見えてくるものがあります。
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