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四季調神大論篇

こんにちは、最近書く方の調子がいいのでサクサクいこうと思います。
身体の方は、ちとだるいです。夏バテ気味ですかね・・・

昨日は秋の養生法についてお話しましたが、今日は約2000年前に書かれた東洋医学の原典となった「黄帝素問」という中国の医学書から、「四季調神大論篇」という季節ごとの養生法を記したところを秋のところだけ抜粋して紹介したいと思います。

原文はこんな感じです。

秋三月、此謂容平。
天気以急、地気以明。
早臥早起、与雞倶興。
使志安寧、以緩秋刑。
収斂神気、使秋気平、無外其志、使肺気清。
此秋気之応、養收之道也。
逆之則傷肺、冬為飧泄、奉蔵者少。

こういうの高校の時の漢文いらいですよね。
で、訳がこんな感じです。

秋の3ケ月は、全てのものは成熟し、収穫の季節です。

気候は涼しく、風の音は強く、速く、台風のシーズンでもあります。
地の気は静かで、万物は色を変えます。

健康を考えるなら「早寝早起き」を心がけなければなりません。
鶏と同じように、夜明けとともに起き、空が暗くなると眠る。

気持ちは安らかに、落ち着かせて、秋を過ごさなければなりません。

秋の気候は草木を枯れさせますが、人体の陽気を枯れさせないように気をつけなければなりません。

よく食べ、良い音楽に触れ、知識を吸収しましょう。

秋は、肺気を清浄にして、冬に備えなければなりません。

こんな感じのことを書いています。
漢方医学でいうところの肺は、体内で「気」を生成します。

又、皮毛をコントロールしています。皮毛が強くなれば、病邪が体内に入るのを防ぎます。

ヤッパリ、肌の潤いを保つということが重要らしいですね^^

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by abehari | 2007-09-05 11:02 | 季節の養生法